あの子の叫ぶ音楽が
誰にも会いたくなかったので即刻家にかえってこの日記を書き始めました。
テーマは音楽です。よかったらお付き合いください。
僕の趣味の大部分を担っている音楽ですが、始まりはASIAN KUNG-FU GENERATIONからでした。
遥か彼方をNARUTOのOPで聴いたのが発端です。
アジカンは今でも聴くくらい好きですが後藤がTwitterで極左発言をして叩かれてるのを見るたび悲しい気持ちになるしリライトだけの一発屋だとか今でも売れてんの?だとかいう自分の無知さに対して理解や恥じらいのないアホを見るたびに音楽が廃れている意味がわかるなー、とも思います。
あんまり、というか全くと言っていいほど政治に関する話はしたくないけど、後藤の政治的な考えはあんまり納得できないと思っています。まあ作る音楽は好きなので切り離して考えていますが。
まあそんなことはどうでもよくてこっからが核心に触れる話なんですが、最近のネットでの音楽叩きってなんなんでしょうかね?
何にでもアンチはいる というのは大前提として理解しているんですけど、皆一様に「最近の音楽は~」みたいな叩き方するじゃないですか。確かに四つ打ちアップテンポでボーカルがハイトーンなバンドは若者にしかウケないだろうなぁとは思ってるんですが最近のバンドってそれだけじゃないよねってわけです。
BRADIOなんか歌唱力、演奏技術を突き詰めてさながらブラックミュージックの様な骨太60sサウンドを現代に昇華してるわけだし、
The Winking Owlは本格派ボーカルも据えて洋楽POPと和製ロックとをうまく融合させた曲構成になってるし
Schroeder-Headzみたいにピアノの綺麗さを主体としてはいるもののバンド感も残しているのものいるし、
澤はドリブルが上手い。
まぁ何がいいたいかっていうとひとくくりに出来るほど最近の音楽のジャンルは狭くないって話です。
機材の発達により人間離れした激テクを音にすることを可能にしたり、時代の逆行をしてオールドミュージックを取り入れたり、エレクトロスウィングなんかみたいに今までなかったジャンルとジャンルとの融合をしてみたりと際限なく広がり続けるばかりです。
僕の大嫌いなミュージシャン(バンドマンとは呼びたくない)が「ギターは音に限りがあるから嫌いw」みたいな旨の話をしていましたが、限られているツールから自分の求めるものを作ることに趣があり、ここまで多種多様なものが生み出されていることがまずいいところなんじゃねーかなって思います。
でも受け手側だけの問題じゃないこともわかります。
昔は音楽の円盤販売がここまで商業的じゃなかったこともあり、多種多様な音楽がTVを通して知ることが出来ました。
でも最近は画一化された代り映えのない音楽にTVは汚染され昔のように音楽に触れる機会がなくなったんだと思います。
だからこそ声を大にして言いたいのは、TVから音楽を知る時代は終わったんだということです。
思考停止したアホが「音楽そのものが終焉を迎えている」などと言った戯言を抜かしているのを見て憤慨したことがありますが、気付かないだけで音楽はそこらじゅうに溢れ返っており、また、人類の長い歴史の駆け出しの打楽器や民族楽器を用いた演奏から今に至るまで音楽は続いています。そう簡単に終わるわけないじゃん。
主流となってはいるロックもポップスもいつかは消えるかもしんないけどその時は形を変えてまたなんか面白いものができるんじゃないかなーとは思います。
個人的感想では最近の音楽はとりわけ面白いものが多いと思います。
頭の悪い売れないバンドマンなんかが最近の売れ線はロクな技術もなくノリ感ウケしてるだけで気に食わないなんてこと言ってるのを立場上よく聞きますが、それはそれで面白いと思うし、フェスを見てても演奏技術の卓越が必ずしも動員数、そして観客ウケに左右されるわけでもないし所詮僕らアマチュアがプロ並みの耳、視点から音楽を追求することもないので楽しませたもん勝ちかなぁとは考えてます。
まぁこんなもんかな。
下手にディスる前にもっと聴き込んでみようって話です。
僕自身あまり深くは聴けてはいませんが。
これで何かが変わるわけではないけどなんとなくどっかに吐き出したかったので書いた次第であります。
ブログタイトルはALのMt.ABURA BLUESからです。
でも書いてるときはandymoriのファンファーレと熱狂聴いてました。
以上です。